神戸大学航空部OB・OG会から ひよどり声 ♪♪ が神戸大学航空部OB・OGの方々へ、航空部やOBの方の最新ニュースをお届けします。メーリングリストもあわせて用意いたしました。メーリングリストに参加されるには、本ブログの「Messages to us」にてご連絡いただくか、メールにて hiyodori-owner@ml.kobe-u.com へご連絡ください。

M1 林君がASK23に搭乗しました!

8月15日、M1 林君がASK23に搭乗し、見事に初単座。
神戸大航空部の初単座はなんと2016年卒 古本さん以来7年半ぶりです。
林君の初単座レポートをお届けします。
この度、大阪大学・大阪工業大学・大阪公立大学の三大学合同木曽川合宿にて単座機移行を果たすことができました。
北向き発航だけでなく、複座でもソロに出たことがない南向き発航でも飛ぶことができ、私にとって大きな一歩となりました。
振り返ると2022年は自分のフライトを犠牲にして合宿運営を行ってきました。同期が全員引退し、最年長として合宿全体を見ることを意識しており、自分のフライトはうまくいかないことが続いていました。にもかかわらず後輩には「技量維持の1発だけでええよ。あとは下級生回したって!」と見栄を張り、結局技量維持どころか技量は落ちるばかり。監督には初ソロあたりの方が上手だったと言われてしまいました。
今回は、そんな状況を打破すべく「自分のための合宿にしよう」と思って外参しました。フライトを頑張る合宿が久しぶりなんておかしな話ですが、自分のフライトにしっかり集中することができたのは3,4年生たちが頑張ってくれたからです。彼らのリーダーシップにとても感謝しています。
肝心なASK23でのフライトですが、1発目はヒューズを切るのが怖くてアップがなかなか取れず、無線でもっとアップを取るように言われてしまいました。2発目は中期で曳航速度が遅くなったため増速の指示をしましたが、曳航速度が一気に上がり、今度は減速指示を出すもなかなか速度が落ちず、この状態でアップを取り続けたら今度こそ切っちまう…と思い早めに滑空姿勢に入れたので、結局離脱高度は低かったです。単座機にもっと慣れていく必要があるなと強く感じるとともに、これからも貪欲に自分のための合宿にしていかないといけないと感じる単座飛行でした。
最後になりますが、同乗教育および地上で見守ってくださった教官方、いつチェックが通ってもいいように単座機を出してくれたピスト、そしてフライトに集中させてくれた現役上回生たちに感謝申し上げます。
なお、今後の航空部の活動予定は、
● 8月27日~9月2日  神戸大・名工大・南山大合同合宿 木曽川滑空場
● 9月10日~9月16日   第25回全日本学生グライダー新人競技大会 2年生 細木参加
  なお、感染防止のため参加人数に制限があり、各校の選手は1名となります。
  そのため、団体戦は行われません。
● 9月23日~9月25日   関西学院大・神戸大・大阪公立大合同合宿 福井空港

大阪大・神戸大合同合宿が終わりました

IMG_1431-tile7月16、17、18日の3連休、木曽川滑空場にて大阪大学と合同合宿を行いました。神戸大からはM1 林君をはじめ3年生2名、2年生4名、1年生4名の11名が参加しました。
合宿前には大荒れの天気が予報されていましたが、16日の午後を除き雨は降りませんでした。ただし、17日の午前は雲低高度が低く待機、午後にも突然の強い南風により待機となり、3日間で1人2回程度のフライトとなりました。
16日の午後は宿舎で学科を、ランウェイでの待機時は1年生にグランドワークのトレーニングを行いました。次合宿の成果につながることを期待します。

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合宿中のトピックスを紹介します。
★ Duo Discusの耐空検査が行われました
大野グライダークラブ所有高性能複座機Duo Discusの耐空検査が行われました。
DuoDiscusはコロナ禍のなかフライトする機会も減っており、学生は珍しいグライダーの登場に興味深々でした。Duo Discusの耐空検査の様子は木曽川滑空場日記をごらんください。

★ M1 林君のご両親が木曽川滑空場に来られました
M1 林君のご両親が見学に来られました。体験搭乗を行っていただき、お父様からは「息子がのめりこむのもわかる?!」とのこと。航空部の活動にご理解をいただいたと思います。
★ 宮本OB会長から差し入れをいただきました
宮本OB会長からみかんジュースの差し入れをいただきました。
★ 機体係講習会参加者にOB会からの支援金を贈呈しました
6月に開催された機体係講習会に参加した2年生の細木君と村中君に、OB会からの支援金を贈呈しました。OB会ではみなさまから頂戴したご寄付から、競技会または講習会への参加者の支援をおこなっています。今後ともみなさまのご理解とご協力をお願いいたします。 
OB・OGのみなさま、このたびはご支援をいただき、ありがとうございました。
講習会では整備士の方から機体の構造をご説明いただき、実際にASK13を使用し機体の組立・分解およびメインギアの分解・整備の練習を行いました。機体の構造や機体係の役割、機体ごとの特徴など2日間で多くのことを学べました。 
2年 細木
ご支援をありがとうございました。
機体係講習会には今回、初めて参加しました。緊張感に包まれながらも良い雰囲気で、機体の取り扱いおよび修理方法を学ぶことができました。ASK13のみしか触れられなかったことに多少悔いが残りますが、整備士の方の貴重なお話を聞くことができ、機体係の重要な使命を再認識することができました。
2年 村中

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次回合宿は、8月27日~9月2日、木曽川滑空場にて、名古屋工大、南山大学と合同にて行います。

モーターグライダーの体験搭乗にご招待いただきました


榊原様(昭和49年卒)に、6月25日、モーターグライダーの体験搭乗のご招待をいただきました。
昨年12月にもご招待をいただきましたが、本年は時期が早めになりました。

M1 林君と3回生 向井主将、廣嵜君、亀井さんの4名にて参加させていただきました。
残念ながら当日は風が強く、向井君が5分間の場周飛行を体験したのみとなりました。
いつもとは違った場所で違った環境を体験でき、良い経験になりました。
榊原様、ありがとうございました。

なお、今後の航空部の活動としては、7月16、17、18日、木曽川滑空場にて大阪大学との合同合宿を予定しています。


岐阜大・南山大・愛工大・神戸大合同合宿が終わりました

IMG_1371-tile梅雨入り前の6月11日と12日の2日間、木曽川滑空場にて岐阜大・南山大・愛知工大との合同合宿が行われました。
神戸大からは、院生となった林君、飛田前主将をはじめとして10人が参加しました。1年生は残念ながら準備が間に合わず、5人の新入部員のうち森山君と北川君の2人が参加しました。


IMG_1379-tile11日は梅雨前線が北上し、11時ごろから南風に変わり弱い雨に。20発の発航にて撤収となりました。12日は快晴。気温も30度に達する暑さ。朝から弱い北西風でしたが、11時ごろから強くなり、19発の発航にて撤収に。今回は残念ながらお天気に見放された合宿でした。
本合宿は木曽川滑空場日記でも紹介されましたので、ごらんください。

また、今合宿では新たに3年生の廣嵜君が参加しました。廣嵜君は2年生まで関西学院大学航空部に所属していましたが、神戸大学理学部の編入学試験に合格し、この4月から神戸大学の3年生に編入するとともに神戸大学航空部に入部しました。関西学院大学航空部は感染防止のため運航を控えていたためまだ発数は少ないですが、今後の活躍が期待されます。

現在、航空部では感染防止のために部室の使用を禁止されており、ミーティング等はWeb会議を活用しています。そのため、新入生が上級生と会うのは合宿が初めてということもあり、運航においてもぎこちないところが目立つようになってきました。
これからは大学のルールを守ったうえで、対面での活動の機会を増やし、部員間にて価値観の共有、意思疎通の確保、コミュニケーションの促進を行ってほしいと思います。

南山大・名工大・神戸大合同合宿が終わりました。

IMG_1295-tile5月7日、8日の2日間、木曽川滑空場にて南山大・名古屋工大との合同合宿が行われました。神戸大からは、M2 石上元主将、M1 林君、4回生 飛田前主将をはじめ、3回生3名、2回生4名の10名が参加しました。
残念ながら、3回生1名と2回生1名が体調不良のため、急遽、参加をとりやめました。


[写真]空色のつなぎが神戸大 新2回生

これまでピストとして準備していた合宿が新型コロナの感染拡大のため何回も中止となった3回生 藤崎君がやっと念願のピストを始めて担当しました。
7日は終日良いお天気、25℃前後の初夏の陽気となりました。ピスト交換を含み、66回の発航、1人2~3回のフライトができました。8日は残念ながら北西の強い風。時々4m/sを超える横風となり、3回の発航後、グランドワークの練習を行い、早めの撤収となりました。

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[左上]
初ピストの3回生 藤崎君とサブピストの南山大 安田さん






現在、航空部の新入部員は5名。
次回は、6月11日、12日、岐阜大・南山大・愛知工大との合同合宿を予定しており、この合宿にて1回生がデビューします。
学生が報告する神大航空部の日常もごらんください。

航空部への支援と幹部交代のお知らせ

先日、新主将の向井君から新歓活動への支援のお願いがOB会メーリングリストに投稿がありました。OB会にて検討の結果、みなさまから頂戴いたしましたご寄付のなかから10万円を航空部に寄付することといたしました。
あわせて、向井君から幹部交代のお知らせをいただきました。

いつもお世話になっております。
今年度、神戸大学航空部の主将をつとめます工学部機械工学科3回の向井紀晶です。
今年度はコロナ禍での活動も3年目となり、年間を通しての活動再開に向けて動きだす一年となります。これまで思うような活動ができなかった分、航空部としての楽しさを最大限引きだせるように、主将として頑張って参りたいと思います。
活動を行っていくなか、時にはOB・OGのみなさまのお力をお借りすることもあるかもしれません。ぜひ、温かいご協力をお願いいたします。
引き続き、神戸大学航空部をよろしくお願いいたします。

今年度の体制をご紹介します。
 主将 3回 向井紀
 主務 3回 亀井瑛世
 会計 3回 車田颯太郎
 車係 2回 井上和香  

今後の航空部の活動予定をお知らせします。
● 4月9日、10日、16日、17日、22日、23日
     新入生へのグライダー体験搭乗会
● 5月7日、8日
     名古屋工業大・南山大・神戸大木曽川合宿


航空保険料の費用削減のための募金募集について

まん延防止等重点措置がすべての地域で解除され、感染者の数も減少してきました。
ひさしぶりに対面での新歓活動や体験搭乗が行える気配になってきました。
一方、コロナ禍の影響による東海・関西学生航空連盟の財政状況は厳しく、2020年度には緊急の寄付を募集し
2年間は耐えることができましたが、しばらくは予断を許さない状況が続くとのことです。
連盟ではさらなる財政の強化をはかるべく、航空保険の機体保険料部分のみを自己保険化することにより、この機体保険料相当額を連盟の運営資金に充当する施策を進めています。
そのため、400万円を目標に基金への出資(寄付)を募集しています。
航空保険の機体保険料部分の費用削減と基金へ出資(寄付)いただく有志の募集について

OB会としても検討を行い、前回の寄付に続き、みなさまから頂戴いたしましたご寄付のなかから20万円を連盟に寄付することといたしました。
連盟ではOB会以外の有志からのご寄付も募集しています。
寄付金の控除など、さらに詳細をお知りになりたい方はOB会までご連絡ください。
  メールアドレス hiyodori-owner@ml.kobe-u.com

大阪大・神戸大合同運航が終わりました。

IMG_1288-tile3月12日、13日、大野滑空場にて大阪大と合同にて運航を再開しました。神戸大航空部としては、昨年の11月から久々の運航となりました。急遽、決まった運航のため、神戸大からの参加は3年生1名、2年生2名、1年生3名の6名と今も会計を含め部員を助けてくれるM1 石上元主将
幸い2日間とも天候に恵まれ、日中は暑いくらいの日差しでした。
IMG_1248-tileブランクがあったため、グランドワークのぎこちなさが目立ちましたが、ほとんどの学生が2日間で4回のフライトを行うことができました。
そのなか、飛田主将がASK21にてソロ2回。単独回数も20回近くとなりましたが、めぐりあわせが悪く、まだ単座機には搭乗していません。
これから各大学は運航を3月末にて一旦中断し、新入生の勧誘活動や体験搭乗に忙しくなります。

航空部の活動状況について

新型コロナウイルス第6波の影響により、2月初めから訓練所の使用が停止されました。今回の第6波により、神戸大航空部では2月に予定した2合宿が中止となりました。3月にはいり第6波のピークは過ぎました。感染者数はまだ高止まりの状態にありますが、感染対策を徹底のうえ運航を再開することとなりました。
神戸大航空部では、3月12日、13日の2日間、大野滑空場にて大阪大学と合同運航を予定しています。
また、第62回 全日本学生グライダー競技大会が3月7日から12日まで、妻沼滑空場で開催されます。コロナの感染拡大により満足な活動を行えなかった大学が多かったため、本年の参加は8校のみとなりました。東海・関西地区からは立命館大学が出場するのみです。
しばらくの間、多くの大学の航空部では通常の訓練が行えるように、下級生の経験アップや係の養成がメインになると思われます。

航空部を舞台とする映画『ブルーサーマル』
絶賛上映中です。
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ご寄付のお願い ♪宮本OB会長より

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OB・OGの皆さま、ずいぶんご無沙汰しております。
OB会長の宮本です。
合宿もままならぬ状況が長らく続いてましたが、ようやくコロナの縛りが緩んで気候も良くなり、すでに掲載の通り、滑空場が再び動き始めています。
先月に合宿を覗きに寄った際、一回生・二回生を初めて目にしましたが、つなぎ姿でけな気に一つ一つの役割を身に付けようと頑張っている姿をみると、じ~ん と来るものがありました。皆さまにおかれましても、長い耐乏状態を癒すべく、出かける場所やタイミングを計っておられるのではないでしょうか。
そんな中ですが、世間は早くも年の瀬まで二か月を切ってしまい、通常ならOB会の開催を考える時期なのですが、感染者が再び増えてきた国もあって、当分油断はなりません。ですので、私としては、まだ実施を考えるには忍びない気持ちでおります。
そのうえで誠に恐縮ながら、いつもこの時期にお願いしているご寄付を、今年も引き続き募らせていただきます。

前回のご寄付では、有難いことに、我が部の立場を維持できる金額を、東海関西学連の窮状支援に充てることができましたこと、改めて感謝申し上げます。
しかし、部の現下の財務状況は相変わらず厳しく、夏場に入れ替わった新しい部車の検査期限も12月に迫っています。また、春の声が聞こえる時節になれば、新たな部員を獲得するための支出も必要になってきます。
現役部員たちの努力の結果、幸いにもこの数年、各学年に欠落なく数名の部員が在籍し、尚且つコロナ禍をくぐり抜けて経歴を伸ばし、ソロ飛行を重ねる部員も出ております。ですが、有力校に比べて外的サポートの乏しい我が部にあっては、OB・OGの支援なしには活動が難しい状況は変わりありません。
何度もご寄付を頂戴している諸兄もいらっしゃるのは実に有難いことですが、できれば今まで関心の薄かった方々にも広く加わっていただき、懐の許す範囲でご支援いただけますこと、重ねてお願い申し上げます。

余談になりますが、個人的な経験談を一つ書かせていただきます。
もう15年以上も前のことですが、得意先の社長から、「俺に恩義を感じることが有ったなら、俺に返さなくていいから、後の奴らに返してやればいいよ…」と。
現在もこの言葉が、私の航空部に対する気持ちの原点になっています。

寄付金 1口 3,000円
振込先 大阪シティ信用金庫
      生野南支店(店番号:023)普通預金 8061400
      口座名義:野澤意夫(ノザワムネオ)
神大航空部の日常
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