3月17日から第58回全日本学生グライダー競技大会が妻沼滑空場にて開催されています。神戸大航空部OGの古本さんが出場した大会は2016年の第56回でした。もう2年前のこととなります。
今大会から、出場チームは1大学1チーム、1チームの選手は5名以内へと変更となりました。第58回大会では14大学13チームの計33選手が参加しています。
東海・関西エリアからの出場校は、名古屋大学、名古屋工業大学、立命館大学の3校のみとなりました。全国大会の地区予選にあたる東海関西学生グライダー競技会では6校に出場の権利が与えられましたが、11月に発生した大野滑空場での事故により、選手は出場に必要な飛行経歴*を準備することができませんでした。

*全国大会に出場するためには、
・自家用操縦士ライセンス
・30時間を超える滑空機での総飛行時間
・単独で滑空機による1時間以上の滑翔経験
・出場機または同型機による5時間以上の飛行経験
・単独で滑空機による24km以上の周回経験
が必要とされます。

競技はウィンチ曳航による周回コース速度競技により行われます。あらかじめ指定された周回コース(出発地から決められた旋回点を経由し、また出発地に戻ってくるコース、1周24km~37km)を飛行し、飛行距離と所要時間の長短を得点に換算して競います。
競技は3月17日まで続きます。

競技の模様は、第58回全日本学生グライダー競技大会ページにてご覧になれます。
また、Twitterでも大会の様子が発信されています。(第58回全日本グライダー競技会@JSAL_info )