神戸大学航空部OB・OG会から ひよどり声 ♪♪ が神戸大学航空部OB・OGの方々へ、航空部やOBの方の最新ニュースをお届けします。メーリングリストもあわせて用意いたしました。メーリングリストに参加されるには、本ブログの「Messages to us」にてご連絡いただくか、メールにて hiyodori-owner@ml.kobe-u.com へご連絡ください。

2017年01月

OB会開催(2月11日)に向けて ~ その2

OB会の最終案内です。
現在の参加予定者は下記の23名(敬称略)になりました。
田中(S47卒)、萩下(S47卒)、宮本(S49卒)、榊原(S49卒)、大野(S50卒)、大石(S58卒)、田手原(S56卒)、渡辺(S57卒)、西田(S57卒)、長村(S60卒)、野沢(S61卒)、平尾(H1卒)、金田一(H28卒)、古本(H28卒)
学生7名+学内OB2名(三木、平井)
締切りは過ぎましたが、スペース的にもう少し入れますので、際でないと決められない事情の方など、連絡をお願いします。
 
場所 ステラ STERA 高槻店
     大阪府高槻市高槻町15-17 Discoat 2F
会費 OB 7,000円 学生 2,000円
日時 平成29年2月11日(土)18時~
 
会場案内ですが、大体は上のリンク先を見てもらえば分かると思いますが、少し補足します。
 一番近い最寄りの駅は阪急電車の高槻市駅で、改札を出て正面の階段を降りたら右に進みます。すぐに線路沿いの道に出るので、脇の歩道を左に100mくらい進むと、大きめの交差点があります。交差点の信号を右に渡ると、アーケードのある商店街の入口になっています。入口を入って数十メートル行くと、右手の二階に店があります。
階段の下にメニューを書いた黒板が置いてあるので、そのまま上がって下さい。
一般席を通過して一番奥が我々の陣取るスペースです。
 
JR高槻駅からは、改札を出た先を右に曲がり、階上まま進んで前方のエスカレータを降ります。正面のマツサカヤデパートの左脇を進み終えると、一つ道を越えてから50m程で、左右に通っている高槻センター街(アーケード付)に突き当たります。
左に曲がって、アーケード出口の数十メートル手前の左側に店があります。

OB会開催(2月11日)に向けて

20100307093916081_0012皆さまにおかれましては、暖かかったお正月気分も抜け、新たなスタートを切られた頃と思います。
お知らせしましたように、今回のOB会は 2月11日(祝日の土曜日)。会場は今までと変わり、高槻市のイタリアンレストランに致しました。
飲食の自由度が上がりますので(飲み物を選べておかわりも自由)、若い年代の方、特にここ数年に卒業されたOB/OGに参加いただけたらの気持ちが強く、 一人でも多くお顔を見せていただけることが、幹事にとって何よりの喜びです。
それぞれの年代の思い出や、卒業後の歩みを肴に、盃を傾けることがメインではありますが、片や、部の創設からほぼ50年、いつまでも高齢者が仕切るよりもバトンを渡し、新しいアイデアで楽しんでもらえる形に踏み出せたらな、との思いもあって、将来への足がかりをつかむキッカケも期待しています。
途中で席を移動し、世代間の対話が進むような工夫も凝らしてみたいと考えています。
同世代の連れが居ずとも、思い切ってご参加下さいますよう。

ドイツの空から 【その2】 ~ ワッサークッペの辿った道

chizuご存知かどうか、信州の霧ヶ峰滑空場のことを 「日本のワッサークッペ」 と呼ぶくらいですから、本家本元は、一体どんなところで、どんな歴史があって、どんなふうに楽しんでいるだろうと…
そんなご興味に幾らかでもお答えできたらと思い、二三回に分けて記してみます。
グライダーの聖地ワッサークッペ(Wasserkuppe)は、地図によると、ドイツのど真ん中、なだらかな起伏が続く、レーン(Rhön)地方と呼ばれる一帯の、標高900m余りの一番高い丘の上にあります。
今から100年余り前に勃発した第一次世界大戦の結果、敗戦国となったドイツは、エンジン付き飛行機の製造が禁止されてしまいました。その結果、対象から外れたグライダーに飛行機好きの関心が集まり、利用しやすい気象条件と、不時着場が豊富な、この地の利点に着目して、競技としてグライダーを飛ばすことが始まりました。
モノづくりに長け、研究熱心な国民性も手伝ってか、その後、飛行学校やクラブの創設、機体の製作、国際的な競技会の開催を通して、記録の樹立や著名なパイロットを輩出し、スポーツグライダーの中心地として発展してゆきます。
当時の映像と、有名なパイロットや開発者の例として二人を紹介します。
・ モノクロ動画

この時代に、機体にカメラを取り付けて動画を撮影できていたとは!
前回記事のクラッシックイベントに出てきた、「名機ミニモア」の映像が、最後の方ありますね。
★ 8:20辺りからの映像は、滞空(C章?)祝いでしょうか?
しかしそれだけでは終わらず、技術的な有用性に着目した国家が、次第に関与を強めていきます。このシリーズの予告で触れました「ドイツ滑空機研究所」がそれで、軍事用を含む多くのグライダーが開発され、パイロットの育成もなされました。詳しくは、こちら。DFSはこちら
その後ドイツは、第二次世界大戦で再び敗戦国となり、活動は休止してしまいましたが、 国の落着きと共に活動は戻り、1970年には、最初の競技会から50年を記念して、博物館が建設されました。グライダー以外の歴史を含むドームや、家族連れが楽しめる遊戯施設もあります。
ちょっと長いですが、
グライダーの性能が飛躍的に向上した今日、記録狙いやワールド競技は他の場所や国に拡散し、現在の主たる活動は、クラブやスクールの運営など、一般人がソアリングを楽しむ形に落ち着いています。併せて、パラグライダー、スノーカイト、ラジコン機など、空の趣味だけに留まらず、バイク好きが集う場所にもなり、飛行のできない冬期にはスキー場として使われ、年間を通じたレジャー施設として利用されています。
現在の飛行練習
このような長い年月の紆余曲折を経て出来あがった聖地は、我々にも多くのヒントや指標を与えてくれますね。
次回のタイトルは、~ ワッサークッペの現在 ~ を予定しています。

新年明けましておめでとうございます ♪宮本OB会長より

新年OB/OGの皆様、新年明けましておめでとうございます。

何度か書いておりますとおり、去年の航空部は、大きな支援をいただきながら力及ばず、全国大会以後、少々さびしい状態が続いております。

ですが、50年近い歴史が証す通り、必ずや再浮上するに相違ありません。今年は酉年ですから、鳴くだけではなく、高く飛び上がれるようになりたいものです。

すでにお知らせのように、残り一月余りで恒例のOB会が開かれますが、去年が底であったと思える一年になりますよう、一人でも多くの皆様の力を結集すべく、どうかよろしく願い申し上げます。

連載の記事ですが、ドイツの空から 【その2】 ~ ワッサークッペの辿った道 ~と題して、近い内に?アップしたいと思っています。

 

それでは、皆様と現役部員の健康が、末長く続くことを祈念し、年始の挨拶とさせていただきます。

神大航空部の日常
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